患者さん、家族の皆さんに、「わたしたちの病院」と思って大切にしていただきたいと願っています。病院では、気持ちの良い対応と笑顔で、思いやりのある診療や療養が受けられるよう日々努力を重ねていきます。

病院の基本理念

地域のみなさんとのふれあいを大切にし、信頼される病院を目指します。

病院の基本方針

• 地域の医療、介護、福祉の包括的な連携を図ります。
• 健全な病院運営を目指します。
• 住民の健康を守り良質な医療を提供します。

公立病院としての役割

当院は公立病院として一般診療のみならず各関係機関、医療機関と連携し、地域の医療水準を守る役割を担っております。
愛媛県災害医療コーディネーターを有する病院として大規模災害時や原子力災害時の協力体制を整えております。また愛媛県難病医療コーディネーター協力病院として神経難病患者の入院受け入れや地域での訪問診療を行っております。

当院が社会福祉法人旭川荘を指定管理者とし、鬼北町立北宇和病院として再スタートしてから十数年が経過しようとしております。

医師不足など地域医療の危機が叫ばれる昨今、当院においても一部診療科の休診や規模の縮小などを余儀なくされておりますが、地域医療に貢献するべく努力してまいりました。

今後も地方にとっては、少子高齢化に伴い医療だけでなく、経済的にも厳しい状況が進んでいくと考えられ、その中で当院に課せられた役割を十分に考慮し、果たしていく必要があります。

直近の課題として、旭川荘南愛媛病院・療育センターとの機能分担・協力関係等、解決すべき問題も山積されておりますが、地域のクリニック・診療所はもとより、宇和島市内の各総合病院等とも綿密な連携をはかり、鬼北地域の医療を衰退させることなく、地域の皆様に信頼を寄せていただける医療機関であるべく、更に努力を続けてまいります。